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実はレンズ選びが重要です!というお話

time 2016/11/21

実はレンズ選びが重要です!というお話

どうしても最初は「カメラありき」で悩んでしまうと思いますが、写真の出来を左右するのはカメラよりもむしろレンズです。
もちろん各メーカーごとにカメラ本体の特徴や長所、短所がありますが、最終的にはレンズが重要になります。レンズにこだわって次々新しいレンズが欲しくなってお金がどんどん飛んでいく「レンズ沼」と呼ばれる魔の事態に陥る方もいるくらい、レンズは魅惑的で物欲を掻き立てる何かを持っているんです。
では、その良いレンズってなんなんだ?ってことになるんですが、例えば簡単に言うと以下のようなイメージです。

良いレンズって?

俗に言う「明るいレンズ」は基本的に良いレンズです。
「明るいレンズ」とは「明るく写真が撮れるレンズ」ではありません。 「開放F値が小さいレンズ」が明るいレンズなんです。なんのこっちゃ?ですよね…。

レンズには必ず「F3.5-5.6」のような表示があります。表示と言うか性能と言うか。ようは絞りを最大に開けた時の穴の大きさが広いレンズが明るいレンズです。この絞りの穴の大きさを表すのがF値です。F値の数字が小さければ小さいほど絞りの穴は大きくなり、数字が大きくなれば絞りの穴が小さくなります。
開放F値(絞りを最大に開けたF値)が「F1.2」「F1.4」「F1.8」などは明るいレンズです。
それが「F3.5」「F5.6」などになると明るいレンズとは呼べません。

お値段は「開放F値の小さな明るいレンズ」の方が断然お高くなります。

どうして明るいレンズがいいのか

その①

写真を撮る場面は様々です。場合によっては暗い店内や夜間に撮影するケースもあるでしょう。
そんな時に明るいレンズを使えば、シャッタースピードを稼げるというメリットがあるんです。
これは「適正露出」という言葉を理解すれば分かりやすいのですが、写真は光をセンサー、またはフィルムに取り込んで像を残します。適正露出とは、センサーやフィルムに適正な光量を与えることなんです。光量が多すぎたら写真は白っぽく色とびしますし、光量が少な過ぎたら最悪真っ暗な写真になってしまうんです。
この適正露出は、絞り(レンズから入る光の量)、シャッタースピード(シャッターが開いている時間)、それとISO感度でバランスを保ちます。
(適正露出に関しては長くなるので改めて書きます!)

例えば、F1.8(穴が大きくて明るいレンズ)とF5.6(穴が小さくて暗いレンズ)で、同じ被写体を同じシャッタースピードとISO感度で撮影したとします。F1.8のレンズだと適正露出でちょうど良い明るさの写真が撮れました。という事は、F5.6のレンズで撮った光量が不足して写真が暗~くなるのが想像できますでしょうか? ってことは、F5.6のレンズで適正露出で撮ろうと思ったら、不足している光量を補うためにシャッタースピードを長くする必要がありますよね?
これがもし手持ち撮影だったらどうなるでしょう?
そう、手ぶれにつながるんです。
逆にF5.6で撮った写真がばっちりだったとします。てことはF1.8で撮った写真は光量が多すぎて白っぽく写ってしまいます。

すなわちシャッタースピードを稼げるというのは、光量の少ない(暗い)局面でも、明るいレンズだと高速のシャッタースピードで撮影できる⇒手ぶれを防止できる、ということです。

その②

明るいレンズの最大のポイントは「ボケが大きくなる」ことです。
ボケとはピンボケのことではなく、ピントがあった場所以外がボケることです。

例えば、明るいレンズで開放で撮ると、こんな写真が撮れます。

ニコンのフィルムカメラを中判フィルムカメラ(Mamiya RB67)で撮った写真なんですが、ピントは「Nikon」に合わせてます。
後ろに写ってるおじさんと思われる人の形や柱が、とろけるようにボケてますよね。
F値の小さな明るいレンズで開放(最大に穴を大きくする)あるいは解放付近で撮ると、こんな風に撮れるんです!
なんでかと言うと、F値が小さい方がピントの合う範囲が狭いからなんです。

図にすると以下のような感じです。

ズームレンズ?単焦点レンズ?

各メーカーの入門機、エントリー機では、ズームレンズが付属している場合が多いです。ズームレンズとはそのまんま、画角をズームできるレンズのことで、広角から望遠までを一本でカバーできるレンズのことです。
一方、単焦点レンズとはズームできないレンズ、画角が一定のレンズのことを言います。
「○○mmレンズ」という表記がありますが、ズームレンズは例えば「35mm-200mm」などと表現されます。これは「35mmから200mmの画角をカバーしますよ!」という意味です。単焦点はいさぎよく「50mm」「100mm」みたいな感じ。

じゃあズームレンズの方がお得じゃないか!と思うかもしれませんが、実はズームレンズは一般的に暗いレンズなんです。
単焦点レンズの方が圧倒的に明るいレンズが多く、しかも安価なものもたくさん発売されています。

個人的には誰がなんと言おうが「単焦点派」です。
画角は足で動いてなんとかする!明るさが欲しい!派なんです。
ただ、そうとばかりも言っていられないのでお金がかかるのですが^^;

まとめ

カメラ、写真にのめり込むと、次々に欲しいレンズが出現して悩ましく思う日が来ると思います。

今お手持ちのレンズがズームレンズのみで次のレンズを思案中って方は、単焦点レンズも候補に入れてみてください。
ズームレンズとは全く違った出来栄えに嬉しくなること間違いなしですよ!

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